書評

2005年5月18日
脳の中の幽霊  角川書店

著:V.S.ラマチャンドラン,サンドラブレイクスリー
訳:山下 篤子

 買ったのは最近なのですが、初版は1999年です。臨床神経科医の数多くの経験を生き生きと感じ古さは全く感じません。インド系の著者による東洋的思考と西洋医学の融合が新しい観点を見せてくれました。
 内容的には、幻肢、錯視などの日頃意識していないことや信じられない現象を脳の仕組みを中心に解説してくれます。また、脳を論じること、調べることとはどういう事かという問題も考えさせられます。

 全体的には少し敷居は高いですが、一般生活に還元できるようなおもしろい話も載っているし、高校生以上には十分楽しめそうです。

★★★★

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